国際保健用語集
用語 | SBA |
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概要 | →専門技能者 |
用語 | SARS |
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概要 | →重症急性呼吸器症候群 |
用語 | RDF |
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概要 | →医薬品回転資金 |
用語 | RBM |
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概要 | →ロールバクマラリア |
用語 | R&D(研究開発) |
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概要 |
(英語訳:Research and Development) 保健研究開発の潮流は、世界保健総会 World Health Assembly (WHA) の決議を見ると理解しやすい。 2016年5月の WHA では、23号決議 (WHA69.23「研究開発に関する専門家諮問作業部会:資金調達と調整」の報告のフォローアップ) でR&D に言及している。これは 2013 年の同名の決議 (WHA66.22) に沿ったものである。 全ての人が過不足なく医薬品を使用するためには、適正な R&Dが重要である。そのためには高価な医薬品のみでなく安価な医薬品を開発し、先進国で問題となる疾患のみならず、開発途上国で影響の大きい疾患も研究する必要がある。 このような R&D の不均衡を避けるための組織が「保健研究開発 グローバル・オブザーバトリー (Global Observatory on Health R&D)*1」である。そのウェブサイトでは、人口統計や研究資金など、様々なデータが得られる。これによって、それぞれの地域や疾患に対して、適切な研究開発が行われているかというモニタリングが出来る。 しかし、R&D の公平性は必ずしも保たれているとは言えず、例えば、主に低所得国および低・中所得国で問題となっているマラリアと結核は、保健研究開発に関するグローバルファンドの 1% が費やされているに過ぎない*2。資金の確保とのその配分は、現在グローバルヘルスが抱える大きな課題である。(神作麗) *1 : http://www.who.int/research-observatory/ *2 : http://www.thelancet.com/pdfs/journals/lancet/PIIS... |
用語 | QOL |
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概要 |
(英語訳:Quality of Life) 人生の質、生活の質などと訳される。1940年代末から臨床場面でとりあげられてきたが、近年は地域社会におけるヘルスプロモーション活動の最終ゴールをもQOLと位置づけるようになってきている。健康になることだけがゴールでない。今ある健康を手段として用い、いかにQOLを高めるかもまたゴールとされている。Spilker Bによれば、QOLは5つの領域から構成される。身体、心理とウェルビーイング、人間関係、経済・仕事、宗教・スピリットの5つである。QOLは、健康と直接関連のあるQOLと健康と直接関連のないQOLに分類される。健康と直接関連のあるQOLがカバーする領域は身体、心理とウェルビーイング、人間関係、宗教・スピリットなどである。これらを評価するための尺度としては、健康プロファイル型尺度としてSF-36, WHOQOL等がある。選考に基づく尺度としては、EuroQOLなどがある。健康と直接関連のないQOLがカバーする領域は、価値観、ソーシャル・ネットワークや仕事、物的環境(水、空気など)、文化施設など幅広い。この領域を包括的にカバーする尺度はまだ開発されていない。(神馬征峰) |
用語 | PTSD |
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概要 | →外傷後ストレス障害 |
用語 | PRA |
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概要 | →参加型農村調査 |
用語 | PEM |
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概要 | →タンパク・エネルギー栄養失調症 |
用語 | PCM |
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概要 | →プロジェクト・サイクル・マネジメント |
用語 | PAR |
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概要 | →参加型アクションリサーチ |
用語 | PAHO |
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概要 | →汎米保健機構/WHOアメリカ事務局 |
用語 | ORS |
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概要 | →経口補液療法 |
用語 | OECD |
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概要 | →経済協力開発機構 |
用語 | ODA |
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概要 | →政府開発援助 |
用語 | NTD |
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概要 | →顧みられない熱帯病 |
用語 | NGO |
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概要 | →非政府組織 |
用語 | NCGM |
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概要 | →国立国際医療研究センター |
用語 | MMR |
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概要 | →妊産婦死亡率 |
用語 | MMR |
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概要 | →妊産婦死亡率 |
用語 | MDGs |
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概要 | →ミレニアム開発目標 |
用語 | JOCV |
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概要 | →青年海外協力隊 |
用語 | JICA |
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概要 | →国際協力機構 |
用語 | IPCC |
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概要 | →気候変動に関する政府間パネル |
用語 | IMR |
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概要 | →乳児死亡率 |
用語 | IMCI |
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概要 | →小児疾患の統合的管理 |
用語 | IHR |
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概要 | →国際保健規約 |
用語 | IEC |
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概要 | →行動変容のためのコミュニケーション |
用語 | IDD |
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概要 | →ヨード欠乏症 |
用語 | ICPD |
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概要 | →国際人口開発会議 |
用語 | IAVI |
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概要 | →国際エイズワクチン推進構想 |
用語 | HSR |
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概要 | →ヘルスセクターリフォーム |
用語 | HPI |
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概要 | →人間貧困指数 |
用語 | HMS |
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概要 | →保健医療情報システム |
用語 | HMIS |
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概要 | →保健医療情報システム |
用語 | HIV/AIDS |
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概要 |
(英語訳:Human Immunodeficiency Virus/Acquired ImmunoDeficiency Syndrome) |
用語 | HAART |
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概要 |
(英語訳:Highly Active Anti-Retroviral Therapy) |
用語 | GOARN |
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概要 | →地球規模感染症に対する警戒と対応ネットワーク |
用語 | GIS |
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概要 | →地理情報システム |
用語 | GEM |
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概要 | →ジェンダー指標? |
用語 | GDI |
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概要 | →ジェンダー指標? |
用語 | GDF |
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概要 | →世界抗結核薬基金 |
用語 | GAVI(ワクチンと予防接種のための世界同盟) |
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概要 |
(英語訳;GAVI, The Global Alliance for Vaccines and Immunization) 貧困地域に住む子どもたちの命と健康を守ることを目的として、十分に普及していないワクチンや新しいワクチンを届けるために、2000 年に結成された同盟で、事務局はスイスのジュネーブにある。開発途上国及び先進国政府、ワクチン製造会社、NGOs、研究機関、ユニセフ、WHO、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団、世界銀行など公的および私的組織により構成されている。1974年に始まった拡大予防接種計画(EPI)により、感染症の予防手段であるワクチンは世界に普及し、基本的な6種類のワクチンの接種率は80%にまで達したとされた。しかし1990年代にその普及の進展は頭打ち状態となり、当時は子どもたちをさらに守ることのできる新しいワクチンも開発されたが、それらは貧困地域には浸透せず、世界の中での格差は広がるばかりであった。新しいワクチンは、非常に高価であるという問題点も存在した。先進国では10種類を超えるワクチンが乳幼児に接種されていたにもかかわらず、開発途上国では基本的なワクチンさえ届いていない地域もあった。この状況を打破するために、公的組織と私的組織が一緒になって活動する本同盟が発足した。現在GAVIが掲げる主な活動目標は、1.世界全体の接種率向上、2.保健医療システムにおける予防接種の有効性と能率性の強化、3.国の予防接種プログラムの維持、4.ワクチンや関連製品の市場の形成である。また、「予防接種のための国際金融ファシリティ(IFFIm)」による「ワクチン債」の発行による革新的な資金調達も行ってきた。(中野貴司) |
用語 | GAVI |
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概要 | →世界ワクチン免疫同盟 |
用語 | FGM |
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概要 | →女性器切除 |
用語 | FGD |
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概要 | →フォーカス・グループ・ディスカッション |
用語 | FCTC |
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概要 | →たばこ規制枠組み条約 |
用語 | ESD |
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概要 |
(英語訳:Education for sustainable development) |
用語 | EPI |
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概要 | →拡大予防接種計画 |
用語 | EmOC |
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概要 | →産科救急ケア |